Apple RemoteとAirClick USBとryと
はてなで表組が使えると知ったので、簡単にまとめてみる。
私のMacで使えるようになっているリモコン3種類である。来るべきiPodリモコンはどういう位置づけのものになるか考えてみる材料になると思う。
\ | Apple Remote | AirClick USB | ry |
---|---|---|---|
デバイス | Apple Remote(本体付属品) | AirClick(製品) | PSP |
ボタンの数 | 6 | 5 | ブラウザ画面表示により無制限 |
ボタンの長押し判定 | ○ | ○ | × |
ボタンの組合せ判定 | ? | ○ | × |
ダイレクト操作*1 | ○ | ○ | × |
ガイダンス*2 | Front Row | × | ブラウザ |
フィードバック*3 | Front Row | growl風のアイコン表示 | × (growl対応) |
操作アプリケーションの切り替え | 木構造のrootに戻って選択 (iPod風) |
Playボタン+音量↑↓ | メインメニューに戻って選択 (ランチャー風) |
ユーザ機能追加 | 不明 頑張ればたぶんできる |
XML+AppleScript | HTMLウィジット+AppleScript |
結局のところ、ダイレクト操作であるかどうかと、ガイダンス+フィードバックをどうするかという点がリモコンのタイプを分けるような気がする。従来のリモコンはボタン1つに機能1つが割り当てられているダイレクト操作が基本なので、ボタンの数が多くなりがち。ボタンの数を減らそうとすると、画面上のガイダンスとフィードバックをリッチかつ直感的にしなければならない。Apple Remoteとryの違いはガイダンスをメイン画面に表示するか手元のブラウザに表示するかの違い。
Front Rowの画面UIは基本的にはiPodのUIと同じようなものだが、分解すると、
という3つのモード遷移によって成り立っている。このうち、1., 2.はガイダンスによる操作(上下左右キー)、3.はダイレクト操作(再生/停止、早回しなど)になっている。前半と後半でボタンのセマンティクスが変わってくるのだが、ガイダンスのを直感的に操作するには上下左右キーが必須となるわけで、4つのボタンが横に並んだ第3世代iPodでは無理ということになる。